日本刀専門店銀座長州屋
社外活動のご紹介



社外活動
 銀座長州屋は広く社会全般に日本刀を理解していただくために、日頃から地道な努力を重ねて参りました。新聞等のマスコミに日本刀が登場する場面は、残念ながらあまり良いことがありません。報道の多くは銃刀法違反に関するもので、まるで日本刀が違法武器であるかのように扱われることも少なくありません。日本刀は立派な美術品ではありますが、実際、物を切ろうと思えば切れますし、武器になり得ることは確かですから、心ない持ち手に渡れば報道にあるような唾棄すべき事態となりうるのも事実です。

しかし、刀は鑑賞の対象としては、他のどの美術品よりも高尚で奥深いものであり、私達も含めて、多くの愛好家は日本刀に対する間違った認識が世間に広まることを憂慮しています。

皆様方は現在でも四百人に及ぶ現代の名工達が懸命に刀を鍛え続けているのをご存知でしょうか?日本刀の歴史はこれら伝統文化の継承者達が千年に亘り守り続けてきた、まさに日本の誇りなのです。これらの刀工達は黙して多くを語らずにおりますが、昨今の日本刀に対する認識の低さに憤りと無力感を抱いているのです。皆様方も一度これら刀匠達がどのような気持ちで日本刀を鍛えているか考えていただきたいのです。


 銀座長州屋では限りはありますが、少しでも刀に対する理解度と認知度を高めるため、こつこつとささやかながら運動をしております。今ここにそのなかの2〜3例を挙げてみることにいたしますが、今後も折に触れ、日本刀を通じてなんらかの貢献あるいは社会的責任を果たすことが出来ますように努めて参ります。

株式会社 銀座長州屋
〒104-0061 東京都中央区銀座3-10-4
TEL 03−3541−8371 FAX 03−3541−8379


 

復興支援活動報告
銀座長州屋が主催する刀剣専門オークションの設立十周年記念大会がこのほど熱海市内で行われました。収益金から
100万円が東日本大震災復興義援金として寄付されました。この義援金は、一旦全国刀剣商業協同組合にプールされ、その後公的な団体に贈られ復興支援の一部として活用されます。

「この義援金は私が出したのではなく、大会に参加した皆さんの売買手数料の一部であり、ここにいらっしゃる一人一人が出されたものだ。組合にはこの他組合員からの善意がプールされている。なるべく早いうちにまとめて被災地の皆様に役立つように贈りたい。」と当社社長が挨拶し、今後もこのような復興支援活動を続ける意向を表明しました。

皇室の御守刀
小社は、この度、御皇室におかれて、四十一年ぶりの男子ご誕生となった、新宮「悠仁様」のご生誕を祝して発刊される、読売ウイークリー臨時増刊「悠仁さま」に協力し、一般国民がその詳細について馴染みの薄い、賜剣(しけん)の儀について 、現在小社蔵である、現天皇陛下・皇太子殿下の賜剣の儀に供された御守刀の余鉄を用いて鍛えられた短刀の写真を交えて、皇室の御守刀についての歴史・実像に迫る特集記事を1ページに亘って提供致しました。尚、本特集に関しては、万世一系の伝統を誇る天皇家と賜剣の儀に代表される日本刀との関係を最優先し、社名の広告のみにて小社が協力したものです。(本特集は、読売ウイークリー臨時増刊十月七日号26・27ページに掲載されております。)


写真は祐永の刀の一例
サウジアラビアのサウジアラビア サルマン・ビン・アブドル・アジ-ス・アール・サウード王子殿下(リアド州知事)が来日した際に国内の石油会社が贈呈する御刀を調達しました。その御刀は菊紋に一文字を刻した加賀介祐永の拵付きの一刀で、サウード王子も大変喜ばれました。

祐永

東条元首相の奉納太刀を寄贈

平成七年八月十五日、東条英機首相兼陸軍大臣が熱田神宮に奉納した太刀を発見して、再びこの太刀を熱田神宮に献納いたしました。この太刀は、茎(手で持つ部分)に「奉献熱田神宮大前 陸軍大臣東条英機」「昭和十六年一月吉日 靖憲謹作」との銘文が刻され、奉納当時陸軍大臣であった東条英機が戦勝を祈願して熱田神宮に奉納したものです。戦後に進駐軍に接収され、アメリカに渡っていたものを日本に持ち帰り、銀座長州屋が名古屋に持参、献納いたしました。ちなみに、作者の小谷靖憲刀匠=本名・憲三さん(当時86才)は昨年ご逝去されましたが、熱田神宮に再奉納する際は、小社社長の深海と共に献納式の晴舞台にご出席されました。


タイガーウッズ

平成十年にタイガーウッズ選手が来日した際、彼が熱望した刀を小社単独で贈呈し、彼の感激を得ました。ウッズ氏は、映画「ザ・ボディガ-ド」でケビンコスナーとホイットニーヒューストンが演じた刀をめぐるシーンを見て感動し、是非刀が欲しくなり、来日時に手に入れたいと言っていたそうです。これを伝え聞いて、小社ではこれを、刀というものの価値の高さをウッズ氏はもちろん、国内外の多くの方々に認識してもらうための好機と捉えて、贈呈したものです。このことは、新聞、テレビ、週刊誌等で大きく報道されました。

 

タイガーウッズ

 

タイガーウッズ


タイガーウッズ
国境なき医師団
千葉県の大栄町が主催し、ノースウエスト航空・近畿日本ツーリスト等が後援した「国境なき医師団」支援チャリティーに小社も参加し、、刀一振りの売却代金全額を同医師団の活動基金に寄付いたしました。刀を通じてこのような国際事業に貢献できましたことは大きなよろこびでもありました。



新横綱朝青龍関に土俵入太刀を寄贈いたしました。初土俵から二十五場所という異例の早さで横綱に昇進した朝青龍関は我が国と歴史的に深い関係があるモンゴル国から来日して相撲道に専念し、ついに頂点を極めた若武者です。通常横綱昇進に際しては、横綱の後援会などの有志が協力して、出身地の刀工に刀を鍛えさせ、横綱として初の土俵入りに備えるのが通例ですが、モンゴル国出身の朝青龍関は土俵入りのための太刀や太刀拵の準備に難渋し、高砂部屋より当社が相談を受け、太刀拵の贈呈が実現いたしました。特筆すべきは、本来なら、太刀拵には家紋を蒔絵することが多いのですが、これに変えてモンゴル国旗を太刀拵に施しました。横綱を通じて、我が国とモンゴル国の友好が益々深まることを祈念するばかりです。写真は朝青龍関が初めて土俵入りした際のものです。

この他、愛子殿下ご誕生記念番組への出演や京都国立博物館をはじめとする各地の美術館等に在庫品を貸出し、
展覧会に寄与できましたことも大きなよろこびです。今後も要請があれば、積極的に社会福祉活動に取り組んでいく所存です。

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