歯車透鍔(鐔)
無銘 尾張

時代:室町時代
鉄槌目地竪丸形地透角耳
縦:81mm 横:80mm
切羽台厚さ:5mm
耳際厚さ:4.5mm
上製落込桐箱入

保存刀装具鑑定書
価格250,000円(消費税込)

 時計(時圭)透とも歯車透とも称されるこの意匠はとりわけ尾張鐔や金山鐔などに多く見られる。鋸歯状に丸く透かされた形状は確かに歯車にも見えるが、果たして本当に歯車なのかと疑問に思うこともある。例えば本作に見られる中央部上下の蔓草上のものは歯車に必要だろうか。これはキリスト教における麦の穂を表しているという説もある。全くの私見だが、キリシタン鐔などと深読みするのではなく、シンボルとして描かれた聖心を意匠として取り入れた可能性もあるのではないか。鍛えの良い鉄地が大振りで印象的な文様をさらに力強いものとしている。
歯車透鍔(鐔) 無銘 尾張

歯車透鍔(鐔) 無銘 尾張

歯車透鍔(鐔) 無銘 尾張

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