このページではJavaScriptを使用しています。

ご注文はこちら
三つのお約束
銀座情報掲載品 一覧

短刀 銘 備前国住長舩清光 元亀三年二月日
Tantou sign Bizen koku ju Osafune Kiyomitsu
Genki 3 nen 2 gatsu jitsu

備前国 元亀 四百四十四年前 刃長 八寸一分八厘(二四・八糎) 内反り僅少 元幅 八分三厘強 重ね 二分五厘
金着二重ハバキ 白鞘入 平成十五年埼玉県登録

 長舩清光家は、室町時代後期の備前長舩鍛冶において祐定家と二分する勢力と技術を保持して栄えた名流。中でも孫右衛門尉は、備前天神山城の城主浦上宗景の為に打った刀を始めとする名品の数々を手掛けており、堂々とした造り込みと直刃に特徴があり数奇者垂涎の的となっている。

  この短刀は俗名こそないが、銘字や作風から孫右衛門尉とみられる清光の作。身幅広く両区深く、重ね頗る厚く、僅かに内反りとなり、典雅にして力強い姿。杢交じりの板目鍛えの地鉄は地景脈々と働いて肌模様鮮明に起ち現れ、小粒の地沸が厚く付き刃寄り澄んで棟寄りに沸映り立ち、精良にして活力漲る肌合い。中直刃の刃文は微かに湾れ、小沸付いて匂口締まりごころに明るく、刃境に細かな金線や砂流しが掛かり、匂が充満して水色に澄む刃中には沸筋が流れ、二重刃ごころ、ほつれごころとなり、小足無数に入る。帽子は焼を深く残し、良く沸付いてわずかに乱れ込み、火炎状に突き上げて長めに返る。茎の保存状態も良好で、孫右衛門独特の銘字が太鑚で入念に刻されている。出色の仕上がりにて、高位の武将が肌身離さず所持するに相応しい一振となっている。
年紀にある元亀三年には、将軍義昭と織田信長の対立が決定的となり、義昭の檄に応えて諸国で武将が蜂起した。京を目指して動き出した武田信玄が三方ヶ原で信長の同盟者徳川家康率いる三河勢を蹴散らしたのもこの年末であった。

注…「為紀宗景重宝也」(永禄二年)「於天神山為浦上与次郎宗景末代作之」(永禄八年)の添銘のある刀がある。

特別保存刀剣鑑定書 1,000,000円(消費税込)

短刀 清光 表短刀 清光 裏

短刀 清光 切先 表短刀 清光 刀身中央 表

短刀 清光 切先 裏短刀 清光 刀身中央 裏 

短刀 清光 表 ハバキ

 

Ginza Choshuya All Rights Reserved