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価額
-
円
No
20
長船町史
古代から平成まで、長船町の歴史を日本刀を通じて詳らかにした大著。日本刀の歴史は備前刀の歴史と言っても過言ではない面がある。分けても、長船は備前刀の最大流派長船派の本拠地として名高い。
長船町史は刀剣の写真と押形を用いて、日本刀作品緒解説をなした『刀剣編図録』と刀剣古伝書とよばれる日本刀の古記録を納めた『刀剣編資料』の二冊から成る。
刀剣資料編には、後鳥羽院が月毎に番鍛冶を設けて院に上番して一ヶ月ずつ御用を勤めた刀工達の記録などが記され、興味深いことに番鍛冶への褒美の詳細などが記述されている。
番鍛冶への褒美は意外にも金銭は支給されておらず、上洛時の清衣・季節の小袖・帷子(かたびら)、日々の食事と鍛刀に使う炭 さらに勤番を終えると直垂と小袖を給わったと記載がある。
状態「傷あり」
長船町史編纂委員会
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出版社 : 大塚工藝社
発行年 :平成十年
A4判
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