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昇り龍降り龍図鍔(鐔)

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銘 担然堂善勝造焉 文化癸酉春

Dragon motif tsuba

Signed Tannendo Yoshikatsu Bunka Mizunoto Tori Haru (1813, Spring)

No.

972

昇り龍降り龍図鍔(鐔) 銘 担然堂善勝造焉 文化癸酉春

特別保存

-

円(税込)

江戸時代後期 文化癸酉春(1813年春)
紀伊国和歌山─山城國京都四条通
鉄地竪丸形鋤出高彫
縦:74.2mm 横:71.9mm
切羽台厚さ:5mm
耳際厚さ:3.5mm
特製桐箱入

Late Edo period
Wakayama, Ise province - Kyoto, Yamashiro province
Iron
Height: 74.2mm Width:71.9mm
Thickness at seppadai: 5mm
Thickness at mimi (rim): 3.5mm
Special kiri box

 伝説上の霊獣である龍を、実在する生物を写し取ったかのように高彫表現した担然堂善勝の作。極めて肉高く詳細な高彫は耳にまで及ぶ。雷を生じさせ、水を司るという龍。阿吽の昇り龍降り龍は昇天と降臨を繰り返し、恰も大気の循環を表しているかのようだ。今にも鐔から抜け出て動き出しそうな実体感のある体、鋭い爪、厳しい表情は神秘的であり、畏怖を感じさせる。鉄斎こと担然堂善勝は「皇都四条傍居」、「洛陽四条傍居」、「南紀住」の銘から山城國京都と紀伊国和歌山に居住したことがわかる。鉄地を極めて詳細な高彫や肉彫地透とした鐔を得意とした。
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