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清花図鐔
銘 武州住正恒
Pure flowers
Bushu ju MASATSUNE
鍔
No.
2188




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120,000
円(税込)
江戸前期 武蔵国江戸
鉄地丸形高彫 縦八四・六㍉
横八四・七㍉ 切羽台厚さ五・五㍉
上製落込桐箱入
Early Edo period, Edo, Musashi Province
Iron ground, round, high engraving, 84.6mm long, 84.7mm wide, 5.5mm thick cutting base
Comes in a high-quality, oak-like paulownia wood box
音声解説
00:00 / 11:03:20
三友とも三清とも称して良いだろう、冬の陽だまりに咲く風雅な植物を題に得た作。江戸を代表する伊藤家の正恒(まさつね)は(注)幕府御用鐔工で、以降同家は幕末まで各代が要職にあった名流である。本作は、鉄地に植物を彫り描くを得意とした伊藤家の持ち味が良く示されている。肉厚くがっしりとした造り込みの地鉄を鋤き込んで高彫に仕上げ、植物の特徴を細部まで丁寧に彫り表わし、円窓から眺めているかのように耳を立てている。
注…「享保二年行年八十一歳」の年紀作があることから、寛永十四年の生まれ。
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