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雪輪に雪花文鍔(鐔)

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銘 壽光(花押)

Snowflake motif tsuba

Signed Toshimitsu (Kao)

No.

1080

雪輪に雪花文鍔(鐔) 銘 壽光(花押)

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円(税込)

江戸時代後期 武蔵国江戸
鉄地変わり形薄肉彫象嵌色絵打返耳
縦:70mm 横:64mm
切羽台厚さ:3.3mm
耳際厚さ:4.3mm
特製桐箱入

Late Edo period
Edo,Musashi province
Iron
Height: 70mm Width:64mm
Thickness at seppadai: 3.3mm
Thickness at mimi : 4.3mm
Special kiri box

 極々浅い打ち返し耳によって強調された、溶けかかった雪玉のような変り形。氷柱で覆われ、降り積もった雪の表面には薄肉彫りと高彫象嵌で美しい雪の結晶が描かれている。小柄櫃を縁取るのは雪輪文。江戸時代後期、古賀藩主土井利位(としつら)が雪の結晶を観察し、『雪花図説』にまとめ出版したところ、雪花文様(雪の結晶の文様)が大流行した。装剣小道具も大いにその影響を受け、一乗派や東龍斎派に雪花文を主題とした美しい作品があるが、本作からは凍てついた空気まで伝わってくる。渡辺壽光は東龍斎清壽の門人。風景から人物図まで師風をよく受け継いだ優れた作品を残した。
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