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秋草に猪図縁頭  銘 起龍齋内田壽則(花押)

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Autumn grass and boar design

Toshinori(Kiryusai Somin school)

江戸後期
朧銀地高彫色絵鋤彫
縁三八・三㍉ 頭三四㍉
上製落込桐箱入


Late Edo period
Oboro silver ground, high engraving, colored painting, hobori
Edge 38.3mm, head 34mm
High quality, oak-komi paulownia box

特別保存

250,000

円(税込)

音声解説

00:00 / 01:04

縁頭

2191

​No.

 萩色鮮やかな野に伏す猪。陽光を受けて居眠りをしている場面であろうか、自然の一場面が、ごく自然な視線で彫り描かれている。朧銀地は色合いに深みがあり、葉や花の一つ一つが際立つような高彫とされ、色を違えた金の色絵が加えられている。猪は浅い鋤彫を加えた肉合彫で、身体の特徴が丁寧な彫口で再現され、これも萩の野に自然に溶け込んでいる。起龍齋を号する壽則は内田姓であることから、五世起龍齋内田宗珉に有縁の工であろう。
秋草に猪図縁頭  銘 起龍齋内田壽則(花押)
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