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雲上鍾馗図小柄 銘 宗與花押
Unjo Shoki motif kozuka
Soyo
江戸時代中期 武蔵国江戸神田住
四分一地片切彫毛彫
長さ:97.1mm 幅:14.3mm
桑原羊次郎氏箱書有
「真に宗與作品中の傑作と謂う可きなり
大正十三年十一月」
『日本装剣金工史』
『日本装剣金工の研究』所載
Mid Edo period
Kanda, Edo, Musashi province
Shibuichi
Length: 97.1mm
Width: 14.3mm
Kuwabara Yojiro hakogaki
"Nihon soken kinko no kenkyu"
"Nihon soken kinko no kenkyu"
特別保存
330,000
円(税込)
No.
下絵帳にも所載されている宗珉の雲上鍾馗図を模した本作。(余談だが、この画題は、『西遊記』の孫悟空の見立てではなかろうか、と勝手に想像する)厳かな面持ちで剣を掲げる鍾馗は何を思っているのか。片切彫を得意とする宗與だが、その技は柔らかな雲の輪郭線に存分に発揮されている。また、風にそよぐ豊かな髭を表す繊細な彫も見事である。刃方の棟と戸尻に無数の傷がある。
桑原羊次郎氏(号:雙蛙)は中央刀剣会審査委員
箱書の全文「宗與作品はこれを宗珉と比較すればやや細密に過ぎ、鏨数も多く、軟弱の傾あるを常とす。しかるに本品の如きは鏨に威力があって宗珉に似て少しの遜色なし。真に宗與作品中の傑作と謂う可きなり 大正十三年十一月」
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