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琴柱に枇杷図目貫 無銘 古金工
Menuki "Kotoji ni Biwa" (A bridge of a Koto and Branch of the loquart)
Ko-kinko
桃山時代
赤銅地容彫色絵
表:42.8mm 裏:42.3mm
上製落込桐箱入
保存刀装具鑑定書
Momoyama
made of Shakudo
Omote-menuki 42.8mm Ura-menuki 42.3mm
Special wooden box
Hozon
保存
-
円(税込)
目貫
667
No.
糸の付いた琴柱と枇杷の木。判じ物のような画題である。これは柱(じゅう)を持つ楽器、「琵琶」表しているのであろう。楽器の琵琶と果物の枇杷、先に名付けられたのは楽器の方だという。余談だが、平安時代の文学に最も多く登場した楽器は琵琶なのだそうだ。『徒然草』には、「常に聞きたい楽器は琵琶と琴である。」との記述がある。赤銅地を容彫とした本作は古風な抜け穴の様子も鑑賞のポイント。
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