月刊『銀座情報』11月は10/16発売予定です月刊『銀座情報』11月号(445号)は10月16日発売予定です。銀座名刀ギャラリー館蔵品ガイドは雲龍が打ち出された胴が見事な甲冑です。そして・・・ジャジャ~~ンここでクイズです。第一問来月11月号に掲載されるこの刀はズバリ!何でしょうか?!刃長:二尺二寸九分五厘(69.4cm)反り:七分五厘(2.27cm)元幅:九分四厘(2.85cm)先幅:六分七厘(2.04cm)棟重ね:一分七厘(0.54cm)鎬重ね:二分一厘(0.65cm)彫刻 表裏 棒樋丸止身幅と重ねは尋常です。表裏に棒樋が掻かれ、茎の中程で丸止めとされています。腰反りが高く中先鋒に造り込まれて典雅な太刀姿です。杢を交えた板目肌の地鉄は地景が太く入って肌立ち、この派らしい独特の肌を交えております。鉄色は晴々として冴えております。刃文は中直刃です。匂口やや締まって明るく、小足、葉が盛んに入っています。足はとても短く、この派特有で〇〇〇足(ヒント1)と呼ばれる程です。帽子は浅く弛んで小丸に返り、いわゆる〇〇〇帽子(ヒント2)とよばれる形状をしています。やや突き上げています。茎は磨上で、佩表の茎尻の鎬地に四字銘が遺されております。※ヒント1,ヒント2に入る〇はいずれも平仮名です 続いて第二問刃長:二尺三寸(69.6cm)反り:五分二厘(1.6cm)元幅:九分九厘(3.0cm)先幅:六分四厘(1.95cm)重ね:二分四厘(0.73cm)彫刻 表裏 棒樋丸止身幅重ね充分で、反りやや高くついて中鋒の美しい姿です。地鉄は小板目肌が詰んでおります。地沸均一について、乱れ映りが鮮やかに立っております。刃文は桜の花びらを想わせる焼の高い丁子乱に、逆がかった小丁子を交え、匂勝ちに小沸が付いて刃縁は明るいです。帽子は浅く乱れ込んで、突き上げて返ります。茎は生ぶ茎で、表裏の目釘穴の下、鎬筋に沿って六字銘が刻されております。 ヒント:後ほどお出しする・・・かもしれません。まずはノーヒントで挑戦してみてくださいね。 分りましたでしょうか?正解は10月16日月刊『銀座情報』11月号発売日に当ブログにて発表致します。是非是非、皆様振るって挑戦してみて下さい。メール、もしくはXまたはFacebookのDM等で回答お待ちしております。なお・・・ご安心ください!頼りになる参考書をご紹介致します。図解『日本刀事典』歴史群像編集部 編銀座長州屋 協力学研販売価格 2,500円(送料別途)図説 『日本刀大全Ⅱ『名刀・拵・刀装具総覧』歴史群像編集部 編銀座長州屋 協力学研販売価格 2,100円(送料別途)基本的な刀剣鑑賞に必要な用語の解説から、刀の作られた時代、流派などが詳しく説明されております。
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