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新商品のご案内 刀 大磨上無銘 石州貞綱
- 銀座長州屋WEB編集部
- 2019年5月27日
- 読了時間: 1分
貞綱は正宗十哲の伝説が残されている直綱の子で、良鋼出羽鉄の産地として遍く知られる石見国出羽(現 島根県邑智郡邑南町)の刀工。 五寸以上の磨り上げで、元来は二尺八寸近い大太刀。重ね厚く樋が掻き通されてもなお量感があり、身幅広く刃先の肉が削がれて鋭利、残されている樋先の位置からも元来は大鋒であったことが想像される。
婆娑羅武士の活躍した時代の作であり、姿から地刃総てが武骨で豪壮。後に磨り上げられてもなお重宝され、戦場を経巡ったであろうことが想像される。