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新商品のご案内 槍二筋アップしております。

加賀国 延宝七年(西暦1679年) 340年前

―槍の又左― 槍一筋で戦陣に生きた前田利家の遺訓が脈々と生きていたのであろう、加賀国の代表的刀工、四郎右衛門兼若の精鍛作。

身幅広く塩首短く両区張り、肉厚で表裏に鎬筋が慄然と立って、刺突の威力を感じさせる造り込み。茎は生ぶで保存状態は極めて良好。細かな筋違鑢が掛けられ、細鑚の銘字は鑚枕が立ち、裏年紀も貴重。

                                    前田利家像

 

平三角直槍 銘 越前守國次

山城国‐肥後国 万治頃 約355年前

―京の名匠出羽大掾國路の信頼篤き優工による注文打―

越前守國次は、江戸初期の京の名匠出羽大掾國路の門人である。信濃大掾忠國、出雲大掾吉武など名手揃いの一門中でも、國路の國次への信頼は特に厚かったとみられ、國次と合作刀を手掛け、銘字も國次に刻させている

 塩首が力強く踏ん張り、身幅広く、鎬筋が屹然と立って重ね厚く、打樋が掻かれて尚、手持ちずしりと重く、鎬筋と刃の稜線が鋒の一点に集約されて威力に満ちた造り込み。國次の優技が遺憾なく発揮されている。

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