新商品のご案内 短刀 銘(繋ぎ九つ目紋)宮津住運壽俊胤 文久四年二月日
丹後国 文久四年(西暦1864年 江戸時代末期) 155年前
俊胤(としたね)は江戸の石堂運壽是一に学び、丹後宮津藩本庄家に仕えた。同地には大慶直胤門で、嘉永頃活躍した八木沢忠蔵正俊(注)がおり、また直胤自身も駐鎚している。
この短刀は、身幅が広い割に寸法がやや詰まって無反り、ふくらやや枯れ、鎌倉時代の短刀を想わせる端正な姿。
市松模様を想わせる繋ぎ九つ目紋は丹後宮津藩七万石の本庄家の定紋。この紋所が黒茶漆笛巻塗鞘の拵の蘇東坡図鐔と山水人物図縁にも金の平象嵌で表わされている。
~~新入荷情報~~ Ginza Choshuya Finesword k3208 鐔 無銘 赤坂 案山子透図(保存刀装具鑑定書 赤坂)(11/11)