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新商品のご案内 黒蝋色塗鞘脇差拵 附脇差 無銘 加州家次

徳川幕政時代、登城する武士は装いが厳しく定められていた。 そしてそれは刀も例外ではなく。正装の武士たちは大小の二本を腰に差すものとされた。

 

この拵はまさに手本通りの様式に則った式正の小刀(脇差)拵。  鐺を丸く造り込んだ鞘は黒蝋色塗、頭は角で掛け巻きとしている。所謂献上鐔と呼ばれる赤銅磨地の無文の鐔を掛け、脇差には小柄笄目貫の三所物が附されている。  家紋唐草図の縁に彫り描かれた丸に縦三ツ引紋は、同じものがハバキにも配されている。

 家格と掟に重きが置かれた武家社会の実情を伝えている。

 

附帯する脇差は家伝の刀を大磨上として脇差としたものだろう。無銘ながら加州家次と極められた一振。切れ味と強靭さを感じさせ、戦国期の武将好みの作柄である。


三所物の図柄は束ね熨斗文。

ハバキにも家紋が彫られている。

月刊『銀座情報』4月号     好評発売中。

・ホームページにて 速報品を掲載いたしております。

・Youtubeで動画のアップロードを始めました。

太刀 大磨上無銘 左近将監長光(大業物)他 ライブ解説をアップしております。 (上の画像をクリックすると動画へ飛びます)

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