新商品のご案内 刀 銘 信國吉助作 長久 文明十八丙午二月日
刀 銘 信國吉助作 長久 文明十八丙午二月日
Katana: Sig. Nobukuni YOSHISUKE saku Chokyu / Bunmei 18 Hinoe Uma 2 gatsujitsu
―「長久」の文字の刻まれた宇佐信國の優質伝える一刀―
信國吉助は室町中期の豊前の刀工で、遠祖は京信國。同派が豊前に来住したのは南北朝末から室町初期。隣国の長門大内氏や豊後大友氏等と渡り合った安心院(あじむ)氏(宇佐八幡の大宮司)に仕え、吉包、吉貞、吉政等の吉を通名とする優工が鎚を振るった。
この刀は茎先から腰元までが平造、その二寸半程上の棟際の肉が削ぎ落されて鎬造とされた特異な造り込み。戦国時代を経ながらも身幅が充分に残され、手元の棟の重ねが厚く、山城系の特長でもある深い輪反り格好とされている。
松尾芭蕉 おくのほそ道2
キーマンは水戸黄門様?
奥の細道拵の謎を解く
黒漆水玉文象嵌鞘脇差拵
鐔 頭 奥の細道図
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
―那須国造碑と奥の細道拵のミッシングリンク
そして旅程は那須からいよいよみちのく仙台へ―
今回は遂に松尾芭蕉「おくのほそ道」の旅程に日本三古碑の一つ、那須国造碑が含まれていなかった、真の理由が明らかになります。
松尾芭蕉の「奥の細道」に那須国造碑(笠石神社)が入っていないのか?
一方で、百卯数十年後の愛読者が芭蕉の足跡を辿って製作した拵には、作中にない筈の那須国造碑が加えられたのか??
両者の間に存在するミッシングリンクに斬り込んで、一発解答を導き出しました。
「あ!そういうこと…」
あとは、動画をご覧になってこのミッシングリンクの「オチ」に唸ってください。
多分・・・きっと、「ああ~~~」となること、請け合いです。
そして笠石神社をさらに北上し、旅程はいよいよ「みちのく」へ―。
今風な言い方をすれば「脳を焼かれた」芭蕉が、感嘆し涙しながら名文をその紀行文にしたためた、多賀城、そして塩竃での名所が採り上げられた頭と鐔をご紹介してまいります。
松尾芭蕉 おくのほそ道
奥の細道拵の謎 なぜ千年の古碑を無視?那須国造碑
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
今回からシリーズで歴史と文学が刀剣(刀装)と融合した、珍しい拵をご紹介してまいります。
「月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅人也」
有名な書き出しで始まる松尾芭蕉の『奥の細道』。俳聖松尾芭蕉がみちのくへの旅を綴った、文学史に燦然と輝く紀行文です。
今回採り上げるこの脇差拵、鐔には塩竃神社の文治の灯籠、頭には多賀城の石碑・・・と、芭蕉が『奥の細道』で訪れた、奥州街道に点在する名所の数々が拵金具のモチーフとして散りばめられた、実に面白い趣向の脇差拵となっております。
まるでこの拵の所持者が旅の思い出を拵に刻み付けたかのよう…。
そして、縁に刻まれているのは、下野国(現栃木県)黒羽近くの、笠石神社の御神体とされている那須国造碑の碑文なのですが・・・・。
実はこの笠石の石碑、芭蕉は『奥の細道』では訪れていないのです。
那須~黒羽周辺には比較的時間を多く費やしていたにも関わらす…。
周辺の那須神社や雲巌寺で深い感慨に浸っていた芭蕉が、何故ここをスルーしてしまったのか?
シリーズ「奥の細道拵」第一回は、この芭蕉未踏の地、笠石の石碑をモチーフとした縁にスポットを当てて行きます。
月刊『銀座情報』2025年1月号(459号)
12/16発売
Web公開中
2月号は1/16発売予定
最終回です
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