新商品のご案内 刀 銘 山城國住藤原信吉(業物)
元日の能登半島を襲いました地震により被災された皆様には
心よりのお見舞いを申し上げます。
刀 銘 山城國住藤原信吉(業物)
Katana: Sig. Yamashiro no kuni ju Fujiwara no NOBUYOSHI (Wazamono)
―京五鍛冶の一人に数えられた優工―
信吉初代は江戸初期の寛永・正保頃の山城国京都の刀工。直刃出来の作を得意として京五鍛冶の一人に数えられた優工である。門人には二代を襲名後、初代の実子に跡を継がせて大坂に出、助廣に迫る濤瀾乱刃を手掛けた越前守信吉がおり、信吉家は京、大坂で大いに発展した。
身幅重ね尋常で五分の反りがつき、中鋒の洗練味ある姿。刃文は得意の直刃で、僅かに小互の目、浅い湾れを交え、刃縁は小沸で明るく、刃中も沸で明るい。備中青江もしくは山城来國俊を想起させる古色ある刃文構成。
え?まさか!? 前代未聞!!
真偽鑑定 尾崎源五右衛門助隆
脇差 銘 尾崎園五右衛門助隆 天明三年八月日
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
今回登場するのは、助廣写しの濤瀾乱刃の作風で知られる尾崎源五右衛門助隆の脇差。
「所持している脇差の処分をおまかせしたい」
とメールで打診されてこられたご依頼人様。
添付されていた画像を目にした社長の深海が思わず目を瞠ります。
「え?まさか―!…でも!!」
いつもの歯切れの良さが影を潜めた今回の鑑定、どうやら波乱の予感???
月刊『銀座情報』2024年11月号(457号)
発売中
Web公開中
12月号は11/15発売予定
最終回です
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