新商品のご案内 刀 銘 濃州武芸八幡住兼圀作 平成六年五月吉日
黒木肌文塗鞘打刀拵入(白鞘はありません)
無監査刀匠 岐阜県
尾川兼圀刀匠は、切れ味で鳴る兼定や孫六兼元など室町時代に多くの刀工を輩出して作刀の中心となった関の出身。 大正十四年に生まれ、鍛冶職に就いて戦時中は陸軍受命刀工を勤め、戦後は江戸時代前期の助廣や井上真改などの大坂相州伝の沸深く明るい作風を追求し、その再現力が認められて平成十八年に無鑑査刀匠に指定されている。
本作は大坂新刀を手本とした、兼圀刀匠の最も得意とした作風。
刃文は一つ、二つ、三つと大互の目を連続させ、帽子は細やかな掃き掛けを伴って大丸に返る。
居合にも用いられる扱いやすい一〇七〇グラム(柄鐔共)に仕立てている。
TOPICS ・月刊『銀座情報』11月号 10/16発売
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