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新商品のご案内 脇差 銘 肥前國住藤原忠廣(二代)
- 銀座長州屋WEB編集部
- 2月8日
- 読了時間: 3分
脇差 銘 肥前國住藤原忠廣(二代)(大業物)
Tanto: Sig.Hizen no kuni ju Fujiwara no TADAHIRO (The 2nd generation)(O Wazamono)
―受領直前二十七歳頃の乱出来の傑作―
寛永九年父を喪い、忠廣の二代目を襲名した新左衛門はその時、僅か十九歳であった。偉大な父武蔵大掾忠廣(肥前國忠吉同人)から秘術を仕込まれた忠廣二代は、古参の門弟達に鍛えられ、また才能豊かな従兄弟の左伝次(河内大掾正廣)と競って技術を磨き、寛永十八年七月二十二日に晴れて近江大掾を受領した。直刃を得意とし、丁子刃も能くした忠廣二代の、殊に受領前の作は、乱れが大きく沸強く、金線と砂流しが目立つ覇気のある作が多いという。
幅広で重ねが厚く、反りやや高く中鋒の力感漲る姿。刃中に沸が凝り、虻の目の形となった刃が垣間見えて肥前刀の特色が顕著。
火縄銃 銘 二重巻張 江州國友藤兵衛 能当
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
戦国時代の天文十二年(1543年)に種子島に伝来した火縄銃。以降、その新しい武器は長篠の合戦、関ケ原の合戦といった歴史のターニングポイントとなる合戦の勝敗の行方を決し、戦国の世から新しい時代へと歩みを踏み出させることとなった。
合戦の在り方を激変させたといっても過言ではない、戦国以降の戦の主要武器となった火縄銃の製造を生業としていたのが、近江国国友村(現在の滋賀県長浜市)を拠点とした国友一派。今回は同派きっての名工、国友一貫斎藤兵衛 能当の在銘の火縄銃を採り上げてまいります。
また国友一貫斎と言えば、本業の火縄銃の製作はもとより、天体望遠鏡を自作して日本で初めて太陽の黒点を観察したり、月面を観測し詳細な月面地図を作製した、「科学者」としての側面も持つ人物。他にも阿蘭陀伝来の空気銃を参考に、それを遥かに凌ぐ性能の連射式の空気銃(気砲)を製造する等、その多方面に亘る万能の才能と能力から、「江戸のダヴィンチ」「江戸のエジソン」と異名される、マルチの天才として知られております。
徳川の泰平の治世も後半に差し掛かり、依然鎖国下でありながらも激変する世界の情勢の影響を無視することが出来なくなった江戸後期。八代将軍吉宗が洋学を解禁し、それにより平賀源内、司馬江漢といった西洋の文明をいち早く感じ取り採り入れた異才天才たちが世に登場したその後を追うように現れた天才技術者にして火縄銃の名匠、国友一貫斎の人物像から、精巧緻密にしてしなやかで強靭な美しさも併せ持つ一貫斎の手掛けた火縄銃を、つぶさに解説してまいります。

銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
月刊『銀座情報』2025年2月号(460号)
1/16発売
Web公開中
3月号は2/17発売予定
最終回です
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店内の空気清浄
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