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新商品のご案内 脇差 銘 藤原忠吉(九代)



元日の能登半島を襲いました地震により被災された皆様には

心よりのお見舞いを申し上げます。




脇差 銘 藤原忠吉(九代)

Wakizashi: Sig. Fujiwara no TADAYOSHI (The 9th generation)


廃刀令で鎚を置いた、肥前忠吉家最後の工


 肥前國忠吉九代は天保三年生まれ。安政六年二十八才の時に父八代を見送って家督を継承。佐賀は海に面し長崎にも近く、藩主鍋島斉正の国防へ関心は強く、藩財政の再建や人材育成、登用に取り組み、反射炉建造と洋式大砲製造に意欲を示した。九代忠吉は父と共に鍋島侯の事業に協力している。作品は元治元年八月吉日紀の平三角直槍、肥前國忠吉銘の脇差、肥前國藤原忠吉銘の薙刀等があるが、廃刀令の影響で明治四年に鎚を置いており、作品は希少である。





身幅広く重ね厚く、中鋒に造り込まれて力強くしかも洗練味があり、肥前刀らしい姿。



 





#6

振袖茎の先端は何故一文字? [シリーズ最終] 




短刀 生ぶ茎無銘 則重 (重要刀剣)

短刀 無銘 新藤五國廣(重要刀剣)

短刀 銘 備州長舩兼光(最上大業物)


日本刀専門店銀座長州屋がお送りする、鎌倉時代の柄曲りの短刀にスポットを当てたシリーズ、最終回となります。鎌倉時代の短刀の名品に見られる所謂「振袖茎」。その短刀の先端(茎尻)の形状について、考察いたしました。

~*~*~*~*~*~*~

誇り高き古の武者の時代は過ぎ去った―。

名を尊び恥を重んじた彼らが活躍した時代、合戦の華は一騎打ちだった。

一族の名を背負った強者たちが、力と力でぶつかり合った一騎打ちを決するのは、壮絶な組打ちだ。

己の持ちうる腕力と胆力の全てをぶつけ合い、一方は勲を挙げ、そして一方は華々しく命を散らす。

組打ちのとどめを刺すのは、武者の腰に指された馬手指に収められた柄曲がりの短刀だった。来國光、国俊、新藤五國光、國廣、則重…。名だたる名工たちが手掛けたその短刀は圧倒的な性能で、組打ちの切り札となり、武士の黄金時代は同時に日本刀の黄金時代でもあった。

しかし文永、弘安、二度の蒙古襲来を経て、戦の形も変わり、それに伴って華やかなりし古の一騎打ちは廃れ、時代と共に誇り高き古の武者たちが組打ちの恃みとしていた馬手指もまた過去の遺物となっていった。

時代は変わる。されども、名匠の魂の籠った柄曲がりの短刀は、新たな時代と価値観の世にも名刀であり続けた。その姿を変えて尚、名刀の輝きは失われることなく、誰が呼んだか、遥か後世これらの短刀はこう呼ばれるようになった。振袖茎と―。

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新藤五國廣、則重、長舩兼光。

鎌倉時代そしてそれに続く南北朝時代の柄曲がりの短刀の現物を、実際に手に取って解説してまいります。



 


月刊『銀座情報』2024年10月号(456号)

発売中

(Web公開は 9/24からスタート予定です)





 



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(刀)

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